スウェーデンハウスの購入や外壁の塗り替えを検討する際、外壁の色は家の印象を決定づける非常に大切な要素ですよね。
北欧デザインの魅力を最大限に引き出す色は何色か、定番の赤や緑はどう見えるのか、また人気色やメンテナンスについても気になっている方が多いのではないでしょうか?
色選びに失敗すると、後から変更するのが難しく、費用もかさんでしまいます。
この記事では、スウェーデンハウスの外壁の種類から、人気色、デザインとの調和、メンテナンスの注意点まで、色選びに関する情報を徹底的に解説します!
- スウェーデンハウスで選べる外壁材の種類と特徴
- 人気の外壁色(赤、緑など)の魅力とデザイン例
- 色見本確認や外壁塗装における注意点
- メンテナンスフリーの可否や塗装費用の目安
スウェーデンハウスの外壁色の選び方

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スウェーデンハウスの外壁色を選ぶ第一歩は、まずどのような外壁材が選べるのかを知ることから始まります。
素材によって色の見え方や質感が異なるため、特徴を理解することが大切です。
スウェーデンハウス外壁の種類と特徴
スウェーデンハウスの外壁材は、デザインの好みやメンテナンス性に応じて複数の選択肢が用意されています。
それぞれの素材が持つ特性や利点、欠点などについて以下にまとめました。
窯業系サイディング
窯業系サイディングは、現在の日本の住宅で最も多く採用されている外壁材の一つです。
セメント質と繊維質を主原料としており、デザインのバリエーションが豊富な点が最大のメリットと考えられます。
レンガ調や木目調など、多彩な模様と色から選べるため、北欧デザインにも柔軟に対応可能です。
一方で、素材自体には防水性がないため、表面の塗装による保護が不可欠です。
一般的に10年から15年程度での再塗装が必要となり、ボード間の隙間を埋めるコーキング材も定期的な打ち替えが求められます。
スイス漆喰(カルクウォール)
スウェーデンハウスでも採用されるスイス漆喰は、天然の石灰を主成分とした塗り壁材です。
アルカリ性の性質を持ち、カビや藻が発生しにくいメリットがあります。
また、独特のマットな質感と美しい白さが、北欧デザインのナチュラルな雰囲気を引き立てます。
ただし、施工には左官職人の技術が必要であり、初期費用は他の外壁材に比べて高くなる傾向にあります。
また、汚れが付着した際に高圧洗浄機などを使えないため、メンテナンス方法には配慮が求められます。
杉板貼り(レッドシダー)
天然木(ウエスタンレッドシダーなど)を外壁に張る仕上げです。
木材ならではの温かみと、時間と共に色合いが変化していく経年変化を楽しめるのが魅力です。
いわゆる「育てる楽しさ」という感じですね。
さらに、レッドシダーは防腐性や防虫性にも優れています。
デメリットとしては、木材であるため定期的な保護塗装が必要な点です。
塗装を怠ると色褪せや反り、腐食の原因となるため、他の素材よりもこまめなメンテナンスが欠かせません。
ガルバリウム鋼板
金属製の外壁材で、モダンでシャープな印象を与えます。非常に軽量で建物への負担が少なく、耐震性の面でも有利です。
また、錆びにくく耐久性が高い点もメリットです。
注意点として、金属であるため熱を伝えやすく、断熱材の性能が重要になります。
また、表面に傷がつくと錆びの原因になるため、取り扱いには注意が必要です。従来品は雨音が響きやすいという弱点もありましたが、近年の製品では改善が進んでいます。
外観デザインと色の調和について

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スウェーデンハウスの外壁色を選ぶ際は、建物全体のデザインと調和させることが肝心です。家の形状やスタイルによって、似合う色は異なります。
伝統的な北欧スタイル
大きな三角屋根や木製サッシが特徴の伝統的なデザインには、自然界にある色がよく似合います。
このほか、落ち着いたベージュやブラウン系の色も、木やレンガといった自然素材と相性が良く、温かみのある雰囲気を演出できますね。
シンプルモダンなスタイル
近年は、直線的でシンプルなデザインのスウェーデンハウスも増えています。
このようなモダンスタイルには、都会的で洗練されたカラーが好まれます。
例えば、ガルバリウム鋼板を使用した外壁であれば、ネイビー、ブラック、チャコールグレーといったダークカラーが人気です。
外壁全体をダークカラーで引き締めつつ、玄関ドアや一部に木目を取り入れると、冷たい印象になりすぎず、モダンさの中に温かみをプラスできます。
ナチュラル&リラックススタイル
スイス漆喰の白や、杉板貼りの木の色を基調としたデザインです。自然素材の質感を活かすため、色は控えめなアースカラーが中心となります。
白やアイボリーの外壁は、周囲の緑と美しく調和し、清潔感のある爽やかな印象を与えます。
また、後述するグレイッシュなグリーンやブルーなども、派手すぎず、落ち着いたナチュラル感を表現するのに適しています。
デザインのアクセントとして、玄関周りだけに天然石やタイルを使う手法も見られます。
屋根材と外壁の組み合わせ

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外壁の色選びにおいて、屋根材とのバランスはとても重要です。
屋根は外壁に次いで面積が大きく、全体の印象を左右する要素となるからです。
スウェーデンハウスでは、耐久性の高いSGL鋼板や、天然石のチップをコーティングしたコロナ屋根(コロナルーフ)、ヴィクセンといった屋根材が採用されることがあります。
これらの屋根材は、ダークグレー、ブラック、ダークブラウンといった濃い色が主流です。
濃い色の屋根は、外観全体を引き締める効果があります。
逆に、外壁をネイビーやチャコールグレーなどのダークカラーにする場合は、屋根も同系色の濃い色で統一すると、重厚感のあるモダンな外観が完成します。
もし外壁をホワイトやアイボリーなどの明るい色にするなら、屋根の色はアクセントとなります。
ブラックの屋根ならシックに、ダークブラウンの屋根なら柔らかく、ダークグリーンの屋根ならナチュラルにと、屋根の色によって外観のテイストが変わってきます。
スウェーデンハウスの小さい家の配色

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スウェーデンハウスには、コンパクトな平屋や小さいサイズの家もラインナップされています。
小さい家の外壁色を選ぶ際は、外観を広く見せる工夫や、個性を際立たせる配色がキーになるかと思います。
一般的に、広く見せたい場合は「膨張色」と呼ばれる明るい色を選ぶのがセオリーです。
特に平屋の場合は、屋根の面積が目立ちやすいため、屋根の色と外壁の色を同系色の濃淡でまとめると、統一感が生まれてスッキリとした印象になります。
一方で、スウェーデンハウスらしい個性を楽しみたいのであれば、あえて鮮やかな色をメインに使うのも一つの方法です。
小さい家は外壁の面積が少ないため、ファールンレッドや深みのあるグリーン、ネイビーブルーといった濃い色を使っても、威圧感が出にくいというメリットがあります。
複数の色を使う場合は、色数を増やしすぎず、2~3色程度でシンプルにまとめることが洗練された印象に仕上げるコツです。
スウェーデンハウスの外壁色とメンテナンス

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外壁の色や種類を決めた後も、実際の塗装や長期的なメンテナンスについて理解しておく必要があります。
ここでは、人気色のトレンドや塗装に関する注意点を解説します。
外壁の人気色トレンドは
スウェーデンハウスの外壁色には、定番の人気色と時代を反映したトレンドカラーがあります。
どちらを選ぶかで家の雰囲気が大きく変わりますし、完成した後から変更するのはちょっと現実的ではないため、知識を十分に身につけて後悔のない選択をしましょう。
根強い人気の定番カラー
スウェーデンハウスといえば、やはり「ファールンレッド」に代表される赤系の色は不動の人気を誇ります。
赤い外壁に白い窓枠を合わせた配色は、まさに北欧の伝統的なスタイルであり、多くの人が憧れる組み合わせです。
また、スイス漆喰の「ホワイト」や、杉板の質感を活かした「木の色(ブラウン系)」、そして温かみのある「ベージュ」や「アイボリー」も、流行に左右されない定番色として選ばれ続けています。
近年のトレンドは「グレイッシュカラー」
最近のトレンドとしては、彩度を抑えた「グレイッシュカラー(くすみカラー)」が挙げられます。
これは、モダンでありながらも落ち着きがあり、日本の風景にも馴染みやすいためです。
具体的には、ライトグレーやチャコールグレーといった無彩色だけでなく、青みがかった「ブルーグレー」や、緑がかった「グリーンがかったグレー」、ベージュとグレーの中間色である「グレージュ」などが人気を集めています。
これらの色は、派手すぎずに洗練された印象を与え、木製サッシや玄関ドアの木の色とも相性が抜群です。
ダークカラーのネイビーやブラックと組み合わせて、ツートンカラーでモダンに仕上げる事例も増えています。
スウェーデンハウス定番の外壁色「レッド」の魅力

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スウェーデンの伝統的な家を象徴する「赤い外壁」は、スウェーデンハウスを選ぶ上で最も魅力的な選択肢の一つです。
この赤は、単に目立つためではなく、確かな歴史と機能的な理由を持っています。
ファールンレッドの歴史と機能性
前述の通り、この赤色は「ファールンレッド」と呼ばれ、スウェーデンのファールン銅鉱山で産出される鉱物の副産物(酸化第二鉄、日本の弁柄にあたる)を顔料としています。
もともとはレンガ造りの建物を模倣するために使われ始めましたが、この顔料には木材の防腐効果や耐久性を高める性質がありました。
北欧の厳しい自然環境から家を守るための、先人の知恵が詰まった色なのです。
赤い外壁のデザイン的な魅力
赤い外壁の最大の魅力は、周囲の自然とのコントラストの美しさです。
春や夏の鮮やかな緑、冬の真っ白な雪景色の中で、温かみのある赤色はひときわ美しく映えます。
よりモダンで落ち着いた雰囲気にしたい場合は、「グレー」との組み合わせもいいですね。
例えば、1階部分をグレイッシュカラーや自然石張りにし、2階を赤にすると、重心が安定し、赤色が効果的なアクセントとなります。
また、屋根やサッシの一部に「黒」を取り入れると、全体が引き締まった印象になります。
赤い外壁の注意点
赤い色は、紫外線による色褪せが他の色に比べて目立ちやすい傾向があります。
特に一般的な塗料を使用した場合、経年劣化で古びた印象になりがちです。
しかし、スウェーデンハウスで採用される樹脂サイディングや、近年の高耐候性塗料を使用することで、美しい色を長持ちさせることが可能になっています。
また、周囲の景観との調和も考慮に入れることが大切です。
自然に馴染むグリーンの外壁

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赤い外壁と並び、北欧スタイルで人気があるのが「グリーン」の外壁です。
グリーンは自然界に存在する色であり、木々や庭の植栽と調和しやすく、日本の風景にも馴染みやすいカラーです。
グリーンの色調による印象の違い
一口にグリーンといっても、色合いによって家の印象は大きく変わります。
「パステルグリーン」や「ミントグリーン」のような淡い色合いは、ホワイトと組み合わせることで、爽やかで優しい雰囲気の外観になります。
ナチュラルテイストや可愛らしいデザインを好む方に選ばれています。
一方、「ダークグリーン」や「モスグリーン」といった深みのある色は、落ち着きと重厚感を演出します。
白い窓枠とのコントラストが美しく映え、シックで上品な印象を与えます。木目調の玄関ドアやブラウン系の屋根とも相性が良いです。
最近のトレンドである「グレイッシュグリーン」は、彩度を抑えたくすみカラーで、洗練されたお洒落な雰囲気を醸し出します。
グリーンを選ぶ際のポイント
グリーンも赤色と同様に、色味によっては色褪せが目立つ可能性があります。
塗料の耐候性や、実際に塗装された場合の面積効果(小さいサンプルより明るく見える)を考慮して色選びをすることが求められます。
また、汚れの目立ちやすさも色調によります。淡いパステルグリーンは砂埃などの汚れが目立ちにくく、逆に濃いダークグリーンは土埃などが白っぽく目立つ場合があります。
単に色のキレイさだけではなく、周辺環境も考慮して選ぶと良いでしょう。
色見本で確認する際の注意点

外壁の色選びで最も多い失敗は、小さな色見本(サンプル)だけで色を決めてしまうケースです。
実際に建物全体に塗装された色は、サンプルで見た印象と大きく異なることがよくあります。
色の面積効果を理解する
まず理解すべきは「色の面積効果」です。
色見本帳の小さなチップで「ちょうど良い」と感じた明るい色は、実際には「思ったより白っぽく、派手だ」と感じる可能性があります。
逆に暗い色は「思ったより暗く、重い」と感じがちです。
色を選ぶ際は、希望する色よりもワントーン暗め(明るい色の場合)か、ワントーン明るめ(暗い色の場合)を選ぶ意識を持つと、失敗が少なくなります。
必ずA4サイズ以上の見本で確認する
最終的な色を決める前には、必ずA4サイズ以上の大きさの色板(塗り板)を取り寄せてもらいましょう。
小さなチップでは分からなかった色の正確な印象や、素材の質感も確認できます。
屋外の太陽光の下で確認する
塗料メーカーのカタログや色見本は、室内の蛍光灯の下で見ることが多いですが、実際に外壁を見るのは屋外の太陽光の下です。
蛍光灯と太陽光では、色の見え方(色温度)が全く異なります。
ですので色板は必ず屋外に持ち出し、実際の外壁に当てて確認してください。
さらに、時間帯(日差しの強い日中、影になる夕方)や天候(晴れの日、曇りの日)を変えて何度も確認することが大切です。
朝と夕方では、同じ色でも全く違う表情を見せることがあります。
艶(ツヤ)の度合いも指定する
塗料には「艶あり(ピカピカ)」「半艶(7分艶、5分艶、3分艶)」「艶消し(マット)」といった艶の度合いがあります。
スウェーデンハウスのような落ち着いた北欧デザインには、光沢を抑えた「艶消し」や「3分艶」が好まれる傾向にあります。
艶の有無で外観の印象は大きく変わるため、色と同時に艶のサンプルも見せてもらうことが求められます。
スウェーデンハウスの外壁塗装の時期
スウェーデンハウスは「100年住み継ぐ家」をコンセプトにしており、耐久性の高い部材が使われていますが、外壁のメンテナンスが不要というわけではないです。
多くのハウスメーカーと同様に、スウェーデンハウスでも新築から10年経過するタイミングで、保証を延長するための有償メンテナンス(外壁塗装を含む)の提案を受けることが一般的です。
ただし、塗装の最適な時期は、10年という区切りだけでなく、使用している外壁材の種類や、お住まいの地域の気候条件(紫外線、雨量、塩害など)によって異なります。
外壁材ごとのメンテナンス目安
以下は、一般的なメンテナンス(塗装や補修)の目安時期です。
| 外壁材の種類 | 一般的なメンテナンス目安 | メンテナンスのサイン・内容 |
|---|---|---|
| 窯業系サイディング | 10年~15年ごと | 色褪せ、チョーキング、コーキングのひび割れ(塗装・コーキング打ち替え) |
| スイス漆喰 | 基本的に塗装不要 | 汚れ、小さなひび割れ(部分補修・洗浄) |
| 杉板貼り(レッドシダー) | 5年~10年ごと | 色褪せ、塗膜の剥がれ(保護塗料の塗り直し) |
| ガルバリウム鋼板 | 15年~20年ごと | 色褪せ、錆の発生(塗装) |
10年目の点検結果を踏まえつつ、ご自宅の外壁の状態をよく観察して、最適なタイミングでメンテナンスを計画することが賢明です。
メンテナンスフリーは可能か
外壁塗装はけっして安くはない費用がかかるため、「できればメンテナンスフリーがいい」と考える方も多いのではないでしょうか。
結論から言えば、現時点では「完全なメンテナンスフリー」を実現できる外壁材はありません。
どの素材であっても、経年による汚れの付着や、部分的な劣化は避けられないためです。
ただし、メンテナンスの「頻度」や「手間」を大幅に軽減できる、いわゆる「ローメンテナンス」な素材は存在します。
代表的なものが「タイル外壁」です。
メンテナンスフリーに近い「タイル外壁」
最もメンテナンスフリーに近いとされるのが「タイル外壁」です。
タイルは土や石を高温で焼き固めたもので、紫外線による色褪せや劣化がほとんどありません。
したがって、サイディングのような定期的な塗り替え塗装が不要になります。
スウェーデンハウスでも、オプションとしてタイル外壁を選択できる場合があります。
初期費用はサイディングや塗り壁に比べて高額ですが、30年、40年という長期的な視点で見ると、塗り替え費用がかからない分、トータルの維持費(ライフサイクルコスト)を抑えられます。
タイル外壁の注意点
ただし、タイル外壁も永遠に手入れが不要なわけではありません。
日当たりの悪い場所では苔やカビが付着することがあるため、10年から15年に一度は高圧洗浄などのクリーニングが推奨されます。
初期費用と、将来的なメンテナンスのバランスを考えて選択することが求められます。
前述の通り、樹脂サイディングも色褪せしにくい素材として、メンテナンスの手間を軽減する選択肢の一つです。
『スウェーデンハウスの外壁は色が超重要!人気カラーとメンテナンスの注意点は』総括
- スウェーデンハウスの外壁色選びは家の印象を左右する
- 外壁材には窯業系サイディングやスイス漆喰、杉板貼り、ガルバリウム鋼板などがある
- 素材の質感によって色の見え方が異なるため特性の理解が不可欠
- 伝統的な三角屋根にはレッドやベージュが調和する
- モダンなデザインにはネイビーやグレー、ブラックが人気
- 屋根材はダークカラーが主流で外壁色とのバランスが重要
- 小さい家は膨張色で広く見せるか濃色で個性を出す
- 近年のトレンドはブルーグレーなどのグレイッシュカラー
- 定番のファールンレッドは防腐効果という歴史的背景を持つ
- 赤い外壁は緑や雪景色に美しく映える
- グリーン系の外壁は日本の風景に馴染みやすい
- 色見本はA4サイズ以上で屋外の太陽光の下で確認する
- 面積効果により明るい色はより明るく見える
- 外壁塗装の時期は10年目が一つの目安だが素材により異なる
- タイル外壁はローメンテナンスだが完全なフリーではない


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